2018-01-01から1年間の記事一覧

送配電

送配電事業者は、発電所からの電気を需要家まで届ける業務を行っています。 発電と小売のどの事業者に対しても公平に対応を取らなければならない中立な立場です。 10電力会社の送配電部門が引き続き電気の安定供給を行っています。

分散型電源

大規模電源を使用して電気を届けるのが一般的ですが、近年、分散型電源へのシフトの動きがあります。 需要家に近いところに発電所があるイメージで、家庭用の太陽光発電は、良い例だと思います。 需要家に近いところに電源があることにより、より電気に興味…

発電

電気を作り、売電する事業です。 火力発電所の割合が大きいです。 再生可能エネルギーとしては、水力発電所、地熱発電所、バイオマス発電所、太陽光発電所があり、持続可能なエネルギーとして、導入が進んでいます。 東日本大震災での事故の影響で、稼動が一…

電力自由化、発送電分離

電力事業には「発電」「送配電」「小売」と3つの業務があります。 発電は、電気を作る。 送配電は、発電所からの電気を送る。 小売は、営業活動を通して、お客様と電気の契約をし、使用した電気の請求を行う。 電力会社が3つの業務を行ってきましたが、それ…

スマートメーター

電力会社の切替えを行った際、家庭の電力メーターが、スマートメーターへ変更になります。 従来型のものは、検針日から検針日までの積算電力量を検針し、電気料金を計算していました。 スマートメーターになると、検針が人ではなく通信機能の使って、電力会…

電気の使用量が無い月は、基本料金半額

基本的には、電気の使用量が無い月は、基本料金半額になります。 (契約先の電力会社により異なりますので、確認してください。) 検針日から検針日までの期間が基準となりますので、1日から月末まで電気の使用が無かったとしても、半額にならない可能性があ…

動力の料金メニュー②

低圧季時別電力と呼ばれるプランです。(現在は、いろいろなメニュー名があります。) まず、1日の中を時間帯で分けます。 1. 8時~22時 2.22時~ 8時 22時~8時は、夜間時間帯用の料金となります。 8時~22時の時間帯は、動力の電力メニュー①の低圧電…

動力の料金メニュー①

低圧電力と呼ばれるプランです。(現在は、いろいろなメニュー名があります。) こちらのメニューは、3相と呼ばれる電気に対応した機械を導入している方向けのプランとなります。 電灯と比較すると基本料金単価が高めで、電力量料金単価が安く設定されてい…

電灯の料金メニュー③

時間帯別電灯と呼ばれるプランです。(現在は、いろいろなメニュー名があります。) 本ブログの料金メニュー①、②を組み合わせた形のプランです。 まず、1日の中を時間帯で分けます。 1. 8時~22時 2.22時~ 8時 22時~8時は、季時別電灯と同様の料金と…

電灯の料金メニュー②

季時別電灯と呼ばれるプランです。(現在は、いろいろなメニュー名があります。) 特徴は、1日の中を時間帯により単価分けしているところです。 電力会社により分ける時間帯が異なりますが、例としては下記のような感じです。 1. 8時~10時 2.10時~17…

電灯の料金メニュー①

従量電灯BやCと呼ばれるプランです。(現在は、いろいろなメニュー名があります。) BとCの違いは、契約電力の大きさです。 Bは、60Aまでです。 Cは、それより大きな契約電力となります。 特徴は、電力量料金が、3段階で単価が分かれているところです。 段…

電気の質の違い? 電灯、動力

低圧には、電灯と動力の2種類の電気があります。 使用する機械によって、どちらの電気を使用するかが決まります。 動力は、工場の機械や大きなエアコンが対象となります。 電灯は、それ以外です。 一般の家庭でしたら、電灯契約のみですが、店舗等は、大き…

電圧の区分について

電圧の区分により特別高圧、高圧、低圧の3種類に分かれます。 高圧以上の電気の供給については、受電設備や設備を管理する主任技術者等が必要となります。 一般家庭やある程度の規模の店舗は、低圧になります。

電気料金の内訳について

電気料金の内訳 基本料金 + 電力量料金 +- 燃料調整費 + 再エネ賦課金 燃料調整費は、+-となっていますので、割引となるケースもあるようです。 電気の検針票や請求書の内訳は確認しない方も多いかもしれませんが、 今月の分でも見てみると面白いかも…

はじめに

平成28年4月1日より、電力の小売全面自由化が始まりました。 ほぼ全ての方が、電力会社のサービスを比較して、選択できるようになりました。 電気は、生活の基盤となる大切なものなので、 参考になるような情報を共有できればと思っています。