動力の料金メニュー①

低圧電力と呼ばれるプランです。(現在は、いろいろなメニュー名があります。)

 

こちらのメニューは、3相と呼ばれる電気に対応した機械を導入している方向けのプランとなります。 

 

 電灯と比較すると基本料金単価が高めで、電力量料金単価が安く設定されています。

また、電気の消費が多い夏場(7月~9月)とそれ以外の季節にて電力量単価が分かれています。

 

基本料金に力率割引の設定がある場合は、該当する方は、基本料金から5%割引になります。

 

電力量料金が安く設定されているので、たくさん電気を使用する機械向けのプランとなっています。

 

電灯の料金メニュー③

時間帯別電灯と呼ばれるプランです。(現在は、いろいろなメニュー名があります。)

 

本ブログの料金メニュー①、②を組み合わせた形のプランです。

 

まず、1日の中を時間帯で分けます。

 

1.  8時~22時

2.22時~  8時

 

22時~8時は、季時別電灯と同様の料金となります。

 

8時~22時の時間帯は、従量電灯と同様に、3段階になります。

1段階      0kWh ~ 80kWh

2段階    81kWh ~ 200kWh

3段階  201kWh ~

 

検針日から検針日までの間で、80kWh以下の方は、安い単価で電気を使用していることになります。

逆に、201kWh以上の方は、高い単価で電気を使用していることとなります。

 

電灯の料金メニュー①、②、③のうちどれを選択すれば一番安くなるのか?についてシミュレーションは難しいのではないか?と思います。

 

電力会社を切替える際には、現在の料金メニューと同等のもので、月々の金額を比較するというのが、一般的ではないか?と思います。

 

電灯の料金メニュー②

季時別電灯と呼ばれるプランです。(現在は、いろいろなメニュー名があります。)

 

特徴は、1日の中を時間帯により単価分けしているところです。

電力会社により分ける時間帯が異なりますが、例としては下記のような感じです。

 

1.  8時~10時

2.10時~17時

3.17時~22時

4.22時~  8時

 

電力量の単価が一番高いのが、10時~17時で、一番安いのが22時~8時となります。

 

生活をしながら、単価が安い時間帯に電気を使うと、電気代の節約になります。

 

主に、オール電化の家では、夜間にお湯を沸かすので、このプランを使用しています。

また、浴室乾燥機や食洗機なども、22時以降に稼動するようにタイマーをセットすれば、電気代の節約になります。

 

電灯の料金メニュー①

従量電灯BやCと呼ばれるプランです。(現在は、いろいろなメニュー名があります。)

 

BとCの違いは、契約電力の大きさです。

Bは、60Aまでです。

Cは、それより大きな契約電力となります。

 

特徴は、電力量料金が、3段階で単価が分かれているところです。

段階があがる毎に、電力量料金の単価が上がります。

電力会社により分ける電力量が異なりますが、例としては下記のような感じです。

 

1段階      0kWh ~ 120kWh

2段階  121kWh ~ 300kWh

3段階  301kWh ~

 

検針日から検針日までの間で、120kWh以下の方は、安い単価で電気を使用していることになります。

逆に、301kWh以上の方は、高い単価で電気を使用していることとなります。

各家庭で使用量が異なりますが、301kWhを超えない範囲または、301kWhを超える部分の使用を控えると電気代の節約につながります。

 

電気の質の違い? 電灯、動力

低圧には、電灯と動力の2種類の電気があります。

 

使用する機械によって、どちらの電気を使用するかが決まります。

 

動力は、工場の機械や大きなエアコンが対象となります。

電灯は、それ以外です。

 

一般の家庭でしたら、電灯契約のみですが、店舗等は、大きめのエアコンをいれられていると、電灯、動力の2つの契約をすることとなります。

 

電圧の区分について

電圧の区分により特別高圧、高圧、低圧の3種類に分かれます。

  

高圧以上の電気の供給については、受電設備や設備を管理する主任技術者等が必要となります。

 

一般家庭やある程度の規模の店舗は、低圧になります。

 

電気料金の内訳について

電気料金の内訳

 

基本料金 + 電力量料金 +- 燃料調整費 + 再エネ賦課金

 

燃料調整費は、+-となっていますので、割引となるケースもあるようです。

 

電気の検針票や請求書の内訳は確認しない方も多いかもしれませんが、

今月の分でも見てみると面白いかもしれません。

 

電力量料金、燃料調整費、再エネ賦課金は、使用した電力量で金額が変動しますので、電気代が高くなったと感じたときは、前月と比較すると原因が分かるかもしれません。